CFPS紹介:清水 健一 さん

【所属・肩書】
日立製作所 システム&サービスビジネス統括本部 アプリケーションサービス事業部

【資格取得年】 2006年, 2010年, 2013年, 2016年

職務

私は2004年から生産性向上・プロセス改善の部署に在籍しており、現在はアプリケーション開発見積支援の社内システム開発を中心とした見積プロセス改善業務に携わっています。

CFPS 取得当時は社内への FP 適用推進を担当していました。

なぜ CFPS を取得しようと思ったのですか?

当時の上長の勧めがきっかけです。

FP 法の適用推進(トレーニング・計測支援)において、専門技術の証明が役立つと考えて取得しました。

CFPS 試験のためにどのような勉強や対策を行いましたか? また,試験の印象や,受験での苦労や注意点を教えてください

JFPUG 主催の事前対策講座が役に立ちました。

また「ファンクションポイントの計測と分析」という書籍に模擬試験が掲載されており、受験の度に2回ほど解いて抜け漏れを確認しています。模擬試験は FP 計測マニュアル(CPM)を見直す良いきっかけにもなります。

試験当日は、時間配分を誤らないことだけ注意しています。

CFPS を取得して良かった点,役立った点,今後取り組みたいことは何ですか?

FP 法に関しての業務では社内でも初対面の方に説明することが多いですが、その際の説得力の向上に役立っていると思います。

FP 計測において判断に迷うケースでも、CPM にこういう記述があるからこう判断できる、といった説明が自信を持ってできるようになりました。

あと、社内有益資格に登録されているのでお小遣いが出ました。

その他伝えたいこと,これから CFPS を目指す方へのメッセージ等

FP 法はその特性上、開発ベンダよりもシステムユーザの方が利用されるとよりメリットを享受できると考えています。

SLOC 規模の妥当性は開発者でないと評価が難しいですが、FP ならばユーザでも評価可能です。

見積や生産性評価等、ぜひ活用していただければと思います。