語らいの夕べ(第8回)
~ITサービス企画・開発・運用の『リスク』を考える~
開催のご案内
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開催予告 ⇒ 参加者募集中 ⇒ 募集〆切・終了
- 参加申し込みの〆切は、本ページの案内をご確認願います。ページ更新のタイミングによっては、上記が「参加者募集中」でも募集を終了している場合がございますので、ご了承願います。
- 終了後も、過去の活動内容を知っていただくためにページを残しております。
趣旨
正解のない話題について、ディスカッション(情報共有、意見交換等)を通して知見やヒントを得ていただくイベント『語らいの夕べ』。今回のテーマは「リスク」です。ITサービスの開発はもちろんのこと、企画や運用も含めたITサービスマネジメント全般において、リスクマネジメントの重要性はよく認識されていると思いますが、実際にリスクをどう捉え、マネジメントやビジネスでどのように取り扱っていくかといった実践的な知見は、なかなか得られないのが実情だと思います。今回は、グループディスカッションも交えて、リスクについてじっくり考える時間にしたいと思います。
開催要項
【開催日時】 9/3(金) 18:00 ~ 20:30
(終了後、有志によるリモート懇親会を開催予定)
【場所】 オンライン会議
【参加費】 無料
【定員】 25名 (先着順。JFPUG 会員優先。1法人会員あたり3名優先)
内容
ITサービスの企画・開発・運用(要するにITサービスマネジメント全般)における「リスク」について、ディスカッションによる情報共有、意見交換を行います。いくつかのテーマ(下記参照)を設けて、テーマごとにグループディスカッションを行います。さらに、グループディスカッションの内容を共有し、参加者全体でのディスカッションも行う予定です。
※飲食しながらの参加も差し支えありません。くつろげる環境でご参加ください。ご発言いただく機会がございますので、会話のできる場所にてご参加ください。(カフェ等は非推奨)
ディスカッションテーマ
下記の各テーマごとにグループディスカッションを行います。
- 【テーマ1】 どんなリスクがあるのか?
- 【テーマ2】 誰とどんなリスクを共有するか?
- 【テーマ3】 リスクをどう取り扱い、マネジメントを行うか?
- 【テーマ4】 開発取引価格においてリスクをどう考えるか?
各テーマの詳細は、本ページ下方の「ディスカッションテーマ説明」をご一読ください。
タイムテーブル
- 18:00 開始 (受付は30分前より)
- 18:20 グループディスカッション 第1セッション
- 19:00 同 第2セッション
- 19:45 全体ディスカッション
- 20:30 終了
- 20:45 リモート懇親会
参加申し込み方法
下記リンク先のイベント参加申し込みフォームよりお申し込みください。
【申し込み〆切】 8/27(金)
参加申し込みはお早めに
参加できるかどうか確定していなくても、参加に向けたご都合の調整を始めた段階でお申し込みください。上記 Web フォームで「△参加調整中」と入力して申し込むことができます。参加の確定または断念を決定した時点で、再度、上記 Web フォームにてご連絡ください。参加の確定/断念の決定期限は、上記の申し込み〆切より後になります(具体的な期限は個別にご連絡いたします)。
※ご都合が確定してから参加を申し込むことがマナーだと考えられている方は、ご都合が未確定の段階で申し込むことに抵抗感があると思いますが、イベント運営側としては早期に参加人数の可能性を把握することで運営を進めやすくなりますので、ご協力をお願いいたします。
オンライン会議ツールに関する連絡・お願い事項
オンライン会議ツールに関する連絡とお願いは、こちらをご一読願います。
お問い合わせ先
本イベントに関するお問い合わせは、JFPUG 事務局宛てのメール、またはお問い合わせフォームにてお願いいたします。
ディスカッションテーマ説明
【テーマ1】 どんなリスクがあるのか?
- PMBOK でいう「リスクの特定」に関するテーマです。
- 典型的なよく知られたリスクよりも「優先度が高い」「影響範囲が大きい」「近年よく認識される」といったリスクはどのようなものかに関して意見交換を行います。
- (議論例1)DX、アジャイル、AI、クラウド、マイクロサービス、等々の技術変遷に伴い、近年認知度が上がっているリスクは何か?
- (議論例2)コロナ渦、国際化、SDGs、など社会的・環境的変化に伴い、近年認知度が上がっているリスクは何か?
- (議論例3)ユーザ、ベンダー、企業内、部門内、プロジェクト内等、各々の立場で認識されるリスクは何か? 立場によって認識の観点がどう変わるか?
【テーマ2】 誰とどんなリスクを共有するか?
- PMBOK でいう「リスクの特定」「リスクの分析」に関するテーマです。
- 原価・工数・スケジュール等にリスクを織り込んでいることを他社や他部署に伏せておく、という現場があります。一方で、リスクをステークホルダー間で積極的に共有する動きもあります。このような「ステークホルダー間でのリスク共有」の是非、共有の具体的な方法、共有のメリット・デメリット、共有の成功談・失敗談などに関して意見交換を行います。
- (共有例1)ユーザー主管部門 ~ ユーザーIT部門 ~ 開発プライマリーベンダー ~ 開発ジョイントベンダー ~ 開発セカンダリーベンダー (会社間)
- (共有例2)開発プロジェクト ~ 経営層 ~ ライン ~ 営業 ~ PMO (部門間)
【テーマ3】 リスクをどう取り扱い、マネジメントを行うか?
- PMBOK でいう「リスクの分析」「リスクの対応計画」「リスクのコントロール」に関するテーマです。
- リスクマネジメントの重要性は十分に認識されていますが、実際にはリスクマネジメントが不十分で問題プロジェクト化するケースもあるのが現状ではないでしょうか。認識したリスクを実際にどう取り扱い、現場のリスクマネジメントとしてどう実践しているかに関して意見交換を行います。
- (議論例1)識別したリスクの優先度や影響範囲は、ビジネス、ステークホルダー、IT化のスコープなどが複雑化する中で、どのように判断しているのか?
- (議論例2)対応すべきリスクの決定後、それらの対応計画はどのように検討・決定されるか?
- (議論例3)誰がどのようにリスクをモニタリングし、リスクの状況変化をどのように把握し、必要なアクションをどのように起こしているか?
【テーマ4】 開発取引価格においてリスクをどう考えるか?
- 開発委託価格が高いと、ベンダーがリスクを積んでいるのではと考えるユーザーもいると思います。一方、ベンダーはリスクを積んでいてもあくまでリスクが無い前提の見積を提示せざるを得ず、ユーザーへの説明に苦慮する場合があります。このように価格とリスクは密接な関係にあり、かつ利害対立が起こりやすいテーマです。そこで、開発取引価格を考える上でリスクをどう考えるべきかについて意見交換を行います。
- (議論例1)価格にリスクを織り込むことの是非、発注側・受注側各々のメリット・デメリット。
- (議論例2)「価格にリスクを織り込むべきではない」という考えならば、現実のリスクに対してどう対応していくべきか?
- (議論例3)「価格にリスクを織り込むこともあり」という考えならば、ユーザーが納得できるリスクの織り込み方はどのようなものか?
※テーマ4に参加を希望される JFPUG 会員の方は、ビジネス活用研究会の成果物である「ソフトウェアの価格モデル『PVCRモデル』 ~価格・コスト・価値・リスクの関係~」をご一読いただくことをお勧めいたします。下記 URL より資料を入手してください。(非会員の方は入手できませんのでご了承願います)
▼ビジネス活用研究会
http://www.jfpug.jp/members/business_katuyou.html
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