CFPS紹介:宮田 晃 さん

【所属・肩書】
みずほ情報総研 エンタープライズ第1部

【資格取得年】 2015年

職務

現在私は、主に対顧客向けの見積もり企画、及び見積もり交渉を行っております。(CFPS 取得当時と同様です)

なぜ CFPS を取得しようと思ったのですか?cfps-face-miyata

2015年4月に施行された『政府情報システムの整備及び管理に関する標準ガイドライン』にて、概算要求時に「原則としてファンクションポイントの見積り及びその根拠」を提出することが定められたことから、今後 FP の必要性が高まっていくと考えたため、CFPS を取得しようと思いました。

また、資格取得をすることによって今後提案書上のアピールポイントとなり、システム開発の受注の可能性が広がっていくのではないかと考えました。

直接の動機は、職務において FP の習得が必要であったことです。

CFPS 試験のためにどのような勉強や対策を行いましたか? また,試験の印象や,受験での苦労や注意点を教えてください

対策

【準備】

試験は、CPM(マニュアル)が持ち込み可となっているため、下記の要領で印刷しました。

  • 必要と思われる箇所(第1部、第2部、第3部第1章、第5部付録C)のみ印刷しました。
  • 問題集を解きながら CPM の該当箇所を検索する練習を行いました。
  • 頻繁に使用する箇所に、ラベルを貼りました。
  • 極めて頻繁に使用する、第1部の附属書Aは、1ページめにもってきました。

持ち込み可であり暗記する事項はほとんどなかったため、短い時間を数多く見つけて勉強する方法はとらず、30分以上のまとまった時間を用いて、問題集を解きながら CPM の該当箇所を検索する練習に多くを費やしました。

【試験における段取り】

試験は3時間の長丁場で大量の設問があり、時間配分と、見直しの効率化が重要と考えました。

  • 時間配分
     模擬試験による対策にて時間を計りながら行うことで、時間配分の感覚を身につけました。
  • 見直しの効率化
     全体を「問題を解く時間」と「見直しの時間」に分けました。
    「問題を解く時間」では、自信がある解答(○)、自信がない解答(△)、わからない解答(×)に分類し、△や×は深追いせず、一定時間を過ぎたら次の設問にいくようにしました。
    「見直しの時間」では、△と×のみ確認を行いました。まずは△の設問を、CPM の該当箇所を検索し全て○にし、次に×を△や○にする作業を行いました。

【合格ライン】

「定義」「実現」「事例」の各セクション 80% 以上、かつ全体で 90% 以上の正答率が必要となります。

⇒私はこれを「全体で 10%、各セクション最高で 20% まで間違えることができる」と解釈し、わからない解答(×)を 10% 未満にできれば良いと考えて見直しを行いました。見直しにおいて×を深追いせず、○や△での確実な加点を固めることが、合格に繋がったと考えています。

苦労した点

対策のための問題集の入手が大変でした。模擬試験が付いている書籍の購入と、JFPUG の事前講習会を活用しました。

CFPS を取得して良かった点,役立った点,今後取り組みたいことは何ですか?

良かった点 … 会社からは資格取得を評価されました。

役立った点 … FP のみならずその周辺の見積もりに係る事項(例えば生産性、メトリクス、価格)についても、社内で多くの照会を受けるようになり、FP 以外の見積もりに係る事項の知見を得る機会が増えました。

今後取り組みたいこと … 生産性の変動要因が生産性係数の値に与える影響(例:開発期間が n% 短ければ、生産性は m% 低下する)を検討し、社の見積もりにおいてより適正な価格設定ができるようにしたいです。

その他伝えたいこと,これから CFPS を目指す方へのメッセージ等

『政府情報システムの整備及び管理に関する標準ガイドライン』にて、概算要求時に「原則としてファンクションポイントの見積り及びその根拠」を提出することが定められています。公共分野を中心に、FP は今後活用される機会が増え、ますます有用になっていくと考えます。