CFPS紹介:向後 潤一 さん

【所属・肩書】
株式会社コンシスト ITアドバイザリー事業本部 第1部 システムアナリスト

【資格取得年】 2013年

職務cfps-face-kougo

現在私は、IT全般のコンサルティングを行う部署に所属し、システム企画導入(要件定義前工程)、IT戦略策定、セキュリティ施策検証等の業務に携わっております。

CFPS 取得当時は、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャとして、システム構築全般を管理しておりました。

なぜ CFPS を取得しようと思ったのですか?

当時担当する顧客がシステム開発プロジェクトでの FP 測定を義務付けており、部内の開発プロジェクトで FP 測定を実施することがルールとなっていました。以前から FP の概念は知っていたのですがそれまで実際に測定したことはなく、社内のガイドラインや FP 計測マニュアル (CPM) を見て実際に測定する中で、あいまいな点を排除して正確な測定が出来るようになりたいと思ったことが CFPS 受験の最大の理由です。

また、当社には既に CFPS 取得者がいたことも CFPS を受験するきっかけとなりました。

CFPS 試験のためにどのような勉強や対策を行いましたか? また,試験の印象や,受験での苦労や注意点を教えてください

実は CFPS 試験は2回受けたのですが、1回目は CFPS は不合格でした。ただし、この年から CFPP というCFPSの下位の資格ができ、試験で 80%~90% の得点を取ると自動的に CFPP となる仕組みでした。私の得点は 80% 台でしたので、幸運にも、数少ない初年度の CFPP 保持者となることができました。ただやはり CFPP はあくまで下位資格ですので、翌年に再度 CFPS を受け、何とか CFPS になることができました。

勉強する際に苦労したのは、CFPS には公式な問題集がないという点です。1年目は CPM を読み込むのに時間がかかってしまったので、2年目は CPM やその他の「事例」を見て、実際に測定をしてみるということを徹底的に繰り返しました。そこで実際の FP 測定結果との差異を確認することで、自分の間違えやすい場所が分かったので、重点的に覚えるように意識しました。

CFPS を取得して良かった点,役立った点,今後取り組みたいことは何ですか?

一番良かったのは、FP 活用研究会という JFPUG の部会に参加して、様々な他社の計測方法、各社の悩みを共有できたことです。自社だけでなく、他の会社の考えを知ったり、他社の方と交流できたことが非常に良かったと感じております。

また、FP の測定に関しても、あいまいな部分を排除することができ、社内の上層部や顧客に説明する上で、FP がこれだけあるのだからコストがかかる等、自信を持って説明することができるようになりました。

ここしばらくは FP 測定の現場から遠ざかってしまっていますが、FP の知識が、ITコンサルティングをする上でも役に立つときがあります。(見積で悩んでいる顧客は多いので)将来的には、社内の開発標準として正式にFP を取り入れて(現在は FP は一部部署のみで正式採用となっており、他の部署では任意計測、参考扱い)全社での事例収集や、社内標準値を精緻化して、見積のミスに起因するトラブルをなくしたいですね。

その他伝えたいこと,これから CFPS を目指す方へのメッセージ等

FP は全世界共通で開発言語、フレームワークを問わず定量的に測定できるほぼ唯一の計測手法です。個人的にはもっともっと FP 測定が普及して、システム開発では FP で測定することが当たり前になることを目指したいと思っています。まずは FP は知っていても測定したことはないという方も多いと思うので、身近なシステムや普段使っているツール等の FP を測定してみてください。FP が身近に感じられるはずです。